マットレストッパーとは｜正しい使い方

マットレストッパーは、お持ちのマットレスの寝心地を改善するための寝具です。しかし、誤った使い方をしてしまうと、逆に寝心地が悪化することもあります。この記事では、マットレストッパーの正しい使い方や選び方をご紹介します。お持ちのマットレスの状態を改善し、快適な睡眠環境を取り戻しましょう。

目次

• マットレストッパーとは
• マットレストッパーの正しい使い方
• マットレストッパーの選び方
• トッパーいらずのエマ・マットレス

マットレストッパーとは

マットレストッパーとは、寝心地の悪さやへたりを改善する寝具です。「オーバーレイ」と呼ばれることもあり、厚みは3〜8cmほどで、基本的にマットレスの上に敷いて使用します。以下のようなシーンで使われることが多いです。

● マットレスがへたって寝心地が悪くなってしまった
● 購入したマットレスが硬すぎ（柔らかすぎ）て快眠できない

マットレストッパーは、寝心地改善と同時に、耐久性を高めることができるので、マットレスを長持ちさせたい方にもおすすめです。マットレスを買い替えるよりも安い費用で済むため、寝心地の合わないマットレス問題を手軽に解消できます。 ちなみに、敷布団にもトッパーは効果的です。床に直接寝ているような「底つき感」がなくなって、寝心地が良くなり快眠しやすくなります。

マットレストッパーとベッドパッドの違い

ベッドパッドは、マットレスとシーツの間に敷くことで、汚れや汗からマットレスを守ります。厚みはありますが、トッパーほど寝心地を調整する機能やへたりを解消する機能はありません。ベッドパッドとトッパーは役割が違うので、併用することもできます。

マットレストッパーと敷きパッドの違い

敷きパッドは、肌触りの変更や温度調整ができます。マットレストッパーのように、劣化したマットレスを補強する役割は持っていません。

マットレストッパーの正しい使い方

マットレストッパーの効果を得るために、以下のように正しく使いましょう。

● マットレスの上に直接敷く
● 3日に1度は陰干しする

上記の2つを守ることで、マットレスの寝心地と耐久性を改善できるともに、トッパーも長持ちします。

マットレスの上に直接敷く

トッパーの基本的な使い方は、マットレスの上に直接敷くことです。シーツはマットレスとトッパーを重ねた上から被せます。トッパーはあくまでもマットレスのサポート寝具なので、単品では使用できません。マットレストッパーだけでは体を支えるのは難しく、体が床についてしまいます。 ベッドパッドや敷きパッドと併用する場合は、下から「マットレス→トッパー→ベッドパッド→シーツ→敷きパッド」の順序で敷きましょう。 トッパーはマットレスの上に敷くことで最も効果を発揮します。マットレスのへたりがひどく、真ん中がへこんでいる場合はマットレスごと買い替えましょう。へたりがひどいままだと、トッパーを敷いてもへこんだ形に添って体が沈むので、寝心地が改善されない場合があります。

3日に1度は陰干しする

マットレスとトッパーは重ねて使うため、間に湿気がたまりやすくなります。そのまま放っておくとマットレスやトッパーの劣化を招くので、定期的なお手入れが必要です。マットレス同様、トッパーも直接洗うことができないタイプが多いので、陰干しで湿気対策をおこないます。トッパーを清潔に保つためには、3日に1回のペースで陰干しするのが望ましいです。 そのほか、お手入れについてはマットレスと同様におこないます。マットレスのシミを取りたい方や、湿気やダニが気になる方は以下の詳細記事をご覧ください。

詳細：マットレスの掃除はどうする？清潔にするお手入れのやり方

マットレストッパーの選び方

寝心地を改善するために、マットレストッパーは以下の2つの基準に沿って選びましょう。

● 悩みに合わせて種類を選ぶ
● 厚みは4cm以上がおすすめ

ちなみに、トッパーは「シングルサイズ用」と表記があっても、メーカーによってサイズが微妙に異なることがあります。商品の寸法を事前に確認して、購入後にサイズが合わないという事態を避けましょう。

悩みに合わせて種類を選ぶ

今抱えているマットレスの悩みに合わせて、トッパーの種類を選ぶのがおすすめです。

● マットレスがへたっている：高反発ウレタン
● マットレスが硬く感じる：低反発ウレタンやラテックス
● 湿気によるカビが気になる：高反発ファイバー

高反発ウレタンは反発力があるため、沈み込みすぎずフラットな寝姿勢を維持できます。そのため、現在、へたりのあるマットレスを使用している方におすすめです。寝返りが打ちやすいので、血行不良が起こらず腰痛や肩こりなどの症状に悩まされにくいでしょう。

低反発ウレタンやラテックスマットレスは柔らかめの寝心地なので、ベッドが硬いと感じている方におすすめです。肩甲骨や腰のような出っ張った部分が適度に沈み込み、快眠しやすくなります。ただし、へたりのひどいマットレスや柔らかいマットレスへの使用には不向きです。柔らかいマットレス同士だとトッパーのサポート性が発揮されず、腰が沈み込みすぎてしまうので、逆に大きな負荷をかけてしまう可能性があります。

高反発ファイバーは通気性に優れており、丸ごと洗えます。そのため、湿気が気になる方におすすめ。マットレスとの間に湿気がたまりにくく、定期的に洗うことで清潔に使用できるのがメリットです。しかし、ファイバー素材は通気性が良すぎるため、寒さを感じやすいというデメリットもあります。厚手の敷きパッドを併用すると、心地よく眠れます。

厚みは4cm以上がおすすめ

トッパーは、厚みが4cm以上あるものがおすすめです。あまりに薄いとトッパーによる寝心地の調整効果を期待できず、使用している意味がなくなってしまいます。また、薄いトッパーは弾力性が失われやすく、厚みのあるトッパーと比較すると寿命が短いです。 ウレタン素材のトッパーなら、ウレタンフォームがぎっしり詰まってるトッパーほど耐久性が高いです。ウレタンフォームの密度はD (密度を表すDensityの頭文字) で表されます。密度が30D以上だと長く使えるため、おすすめです。 それでもトッパーの寿命はおおよそ1〜3年。7cm以上の厚みがあるトッパーは、耐久性が高い分、価格も高くなってしまいます。手軽に寝心地を変えてみたいなら、4〜6cmのトッパーが良いでしょう。

寝心地を根本的に変えたいならマットレスを買い替えよう

「トッパーはあくまでもサポート寝具」です。トッパーを使ったからといって寝心地が必ずしも改善されるとは限りません。 もし今使っているマットレスがへたっていたり、あまり気にいっていないなら買い替えをおすすめします。主役はマットレス、トッパーは脇役であり、マットレスが身体に合っていないと根本的な改善にならないからです。 トッパーは寝心地を改善したり、耐久性を高めたりする効果がありますが、マットレスそのものを変えるわけではありません。長期的に見ると、トッパーで寝心地を調整するよりも、自分の体にフィットしたマットレスに買い換えたほうが、ぐっすり快適に眠れます。

トッパーいらずのエマ・マットレス

いまのマットレスの寝心地に満足できていないなら、エマ・マットレスはいかがでしょうか？エマ・マットレスはこだわりの三層フォームのウレタンマットレスです。後からトッパーで寝心地を調整する必要がありません。 「自分の体格に合わなかったらどうしよう」と心配な方もご安心ください。エマ・マットレスは100日間ご自宅でお試しでき、いつでも無料で返品可能です。手数料や送料の負担は一切ありません。 マットレストッパーでその場しのぎをするよりも、根本的にマットレスごと買い替えてみてはいかがでしょうか？