枕の黄ばみの落とし方は？｜キレイにシミ抜きする方法

毎日髪の毛が触れる枕は、とても汚れやすいです。また、寝てる時のよだれや寝汗、皮脂汚れを放っておくと、枕に茶色いシミができたり、黄色に変色したりしてしまいます。黄ばんだ枕は汚いうえに、なんだか嫌な臭いを感じる…...こんな枕の黄ばみ、さっさと落としてきれいな枕で寝たいですよね。 

この記事では、枕の黄ばみの落とし方について手順付きで紹介します。黄ばみを取るスプレーなんてなくても、家庭にあるもので黄ばみとりは可能です。ぜひ試してみてくださいね。

注意；本記事で紹介する方法の一部は、製品を傷める可能性があります。実際に行われる際には、製造メーカーに確認を取るなど、ご自身の責任で行ってください。

目次

• 枕の黄ばみを取る方法
• 洗える枕は酸素系漂白剤でつけおき
• 洗えない枕には酸素系漂白剤と中性洗剤をしみこませる
• 最終手段は枕のクリーニング
• 洗濯できない枕は枕カバーで汚れを防ごう
• 通気性が良く清潔に保ちやすいエマ・ピロー　

枕の黄ばみを取る方法

実は、洗える枕と洗えない枕で、きばみの取り方は違います。洗える枕かどうかは、枕の素材によって異なります。お手持ちの枕と以下を照らし合わせて、どちらに該当するかご確認ください。

• 洗える素材：パイプ、洗えるポリエステル綿、洗えるビーズ、コルマ、ミニボール
• 洗えない素材：そばがら、洗えないポリエステル綿、洗えないビーズ、羽根、羽毛、低反発ウレタン

洗える素材の中でも、商品によっては洗濯できない場合もあります。まずは、枕本体についているタグで確認してください。タグがない、もしくはボロボロで表示が見えないのであれば、商品名をネット検索したり、メーカーに確認しましょう。

お持ちの枕は、洗える枕・洗えない枕のどちらだったでしょうか？枕に合わせた黄ばみ取りの方法は以下の通りです。

• 洗える枕：酸素系漂白剤でつけおき
• 洗えない枕：酸素系漂白剤と中性洗剤をしみこませる

※注意点：漂白剤の使用時には浴室を十分に換気し、マスクと手袋を必ず着用してください。

洗える枕は酸素系漂白剤でつけおき

頑固な黄ばみには、酸素系漂白剤でつけおきしましょう。漂白剤には、塩素系と酸素系の2種類があります。塩素系漂白剤は漂白作用が高く、黄ばみやカビの黒ずみを落とすのに効果的ですが、刺激が強すぎて枕の素材が傷みやすいです。枕の黄ばみには、塩素系よりは刺激の少ない酸素系漂白剤がおすすめです。

酸素系漂白剤には、シミ抜き効果以外にも、主に後頭部から発生する加齢臭などの嫌な枕の匂いを消す効果もあります。猫の毛やホコリといった黄ばみ以外の汚れがひどい場合、漂白剤につける前に、枕を掃除したり軽く水洗いしたりしておきましょう。

用意するもの

• 酸素系漂白剤
• バケツや桶（枕が浸かるくらいの大きさ）※浴槽でも可
• ドライヤー
• マスク
• ビニール手袋かゴム手袋

手順

• 浴室の窓を開けて換気扇を回す
• ビニール手袋かゴム手袋を装着する
• バケツや桶に枕を入れてお湯を張る (浴槽でも可)
• 漂白剤を入れる（パッケージ記載の「シミ抜き」規定量）
• 1〜2時間つけおきして、黄ばみが落ちているかチェック
• 洗濯表示にしたがって枕を洗う（洗濯機で洗える枕は脱水までする）
• 枕を干してしっかり乾かす

※漂白剤が手についた場合は、すぐ流水で洗い流してください。

枕によって洗濯機洗いか手洗いか、洗濯方法が異なるのでタグの表示を確認しましょう。洗い方がわからない場合は、手洗いが無難です。枕を干すときは、素材によって天日干しと陰干しと分けなければいけません。以下を参考に、ハンガー等で枕を干してください。

• 天日干し：パイプ、ポリエステルわた、コルマ、ミニボール
• 陰干し：ビーズ

干す時間帯は、晴れていて乾燥した日の午前10時〜午後3時がおすすめです。タグに乾燥機OKの表示がある枕なら、乾燥機を使うといいでしょう。

洗濯物が黄ばむ原因も汗や皮脂の汚れによるもの。たとえば、シャツの襟の黄ばみは首の汚れが原因です。そのため、枕と同じ黄ばみの落とし方で服の黄ばみもきれいになります。ただし、枕を洗濯ものと一緒に洗濯すると枕が形崩れするため、枕は単体で洗ってください。

洗えない枕には酸素系漂白剤と中性洗剤をしみこませる

洗濯できない枕の場合、酸素系漂白剤に中性洗剤（食器用洗剤でも可）を使用します。ここに重曹を加えると、染み抜きにより効果的です。

くれぐれも、誤って塩素系漂白剤を混ぜないようにしてください。中性洗剤と塩素系の洗剤を混ぜると、毒性の強いガスが発生してしまいます。危険防止のためにも、必ず「酸素系漂白剤」を使用しましょう。

用意するもの

• 酸素系漂白剤3滴
• 中性洗剤小さじ3杯
• 重曹小さじ1杯
• タオル2枚（不要な布や丈夫なキッチンペーパーでもOK）
• ドライヤー
• マスク
• ビニール手袋かゴム手袋

手順

• 浴室の窓を開けて換気扇を回す
• ビニール手袋かゴム手袋を装着する
• 漂白剤と中性洗剤と重曹を混ぜたものを濡れタオルにつける
• 黄ばみにしみこむようにタオルで叩きながらなじませる
• 濡れタオルで上から叩くように水拭きする
• 黄ばみが取れていなかったら、3〜5を繰り返す
• 黄ばみが落ちたら、乾いたタオルを押し当てて水分を拭き取る
• 枕を干してしっかり乾かす

洗える枕と同じように、天日干しと陰干しできる素材をそれぞれまとめています。以下の干し方を参考に、晴れていて乾燥した日の午前10時〜午後3時の時間帯に干すと乾きが早いです。

• 天日干し：ポリエステルわた、そばがら枕
• 陰干し：ビーズ、羽根、羽毛、低反発ウレタン

これでも落ちない黄ばみなら、自分で落とすのは難しいでしょう。

最終手段は枕のクリーニング

黄ばみがどうしても消えないなら、クリーニングに頼る手もあります。お店にもよりますが、料金は1000円前後から枕のクリーニングができます。

クリーニングであれば除菌効果も期待できるので、カビやダニ対策としても効果的です。小さなお子様がいる家庭や仕事で忙しい方は、宅配のクリーニングサービスで寝具一式をキレイにするという手もあります。

洗える枕と同じように、天日干しと陰干しできる素材をそれぞれまとめています。以下の干し方を参考に、晴れていて乾燥した日の午前10時〜午後3時の時間帯に干すと乾きが早いです。

ただし、どんな枕でもクリーニングができるわけではありません。お店によってクリーニング可能な素材は限られています。まずは、お持ちの枕がクリーニングに対応しているか、お近くの店舗に問い合わせてみましょう。

知っておいて欲しいのが、唾液や汗の黄ばみは、クリーニングで完全に消えるわけではないことです。時間が経ってしみついた黄ばみは、落ちずに残ってしまいます。黄ばみを防止するためには、普段からお手入れすることが大切です。

洗濯できない枕は、枕カバーで汚れを防ごう

就寝中に汗をかいたり、皮脂を分泌したり、寝ながらよだれが出たりするのは、生理現象です。そんな汗ジミや皮脂、よだれなどによって枕本体を黄ばませたくないなら、枕カバーをつけて、マメに洗いましょう。枕本体を清潔に保てるように、カバーは複数用意しておくことをおすすめします。枕を清潔に保つことは、お気に入りの枕を長持ちさせることにもつながります。

枕は毎日使用するので、少しずつ汚れていきます。女性の方なら、仕事の疲れで化粧したままうっかりベッドで寝てしまい、ファンデやつけまがついてしまうことはありませんか。男性の方でも、めんどくさがって髪の毛が乾かないうちに寝たり、帰ってそのまま寝たりした経験があるでしょう。こういった積み重ねで、枕に汚れが蓄積してしまいます。

「黄ばんだ枕でも、まだ使えるから大丈夫」と思っていても、赤ちゃんのような小さなお子様がいる家庭では特に、そうもいきません。赤ちゃんは寝ている時のよだれや寝汗がすごいため、枕やタオルが黄ばみやすいです。小さいうちは免疫力が弱く、カビやダニによって引き起こされる、喘息やアレルギー性鼻炎などの呼吸器系の症状に気をつけなくてはいけません。乳児のうちは睡眠中に枕を使わなくても、使っているタオルやベビーベッドを清潔に保つことが大切です。大人であっても、黄ばんだままの枕で寝るのは、肌荒れやアレルギーを引き起こす可能性があります。お持ちの枕の黄ばみが落ちないようなら、買い替え時かもしれません。

また、寝てるときに汗をかくのは、頭や首だけではありません。枕に黄ばみを発見したら、シーツやマットレス(布団)など他の寝具が汗染みで変色していないかチェックしましょう。

通気性が良く清潔に保ちやすいエマ・ピロー　

もし枕の買い換えを検討中なら、「標準」サイズ（横63cm×縦43cm）をおすすめします。理由は、標準サイズは枕カバーの種類が豊富だからです。掛カバーなど他のカバーとセット商品もほぼこのサイズなので、寝室のインテリアにこだわれます。お手持ちのカバーをそのまま使えたり、洗い替え用のカバーをお得な価格で揃えやすいのもメリットです。

標準サイズは決して小さいわけではありません。日本人の体型なら横幅63cmの標準サイズの枕で十分ゆったりと眠れ、寝返りも打ちやすいです。

新しい枕の購入を検討されているのであれば、エマ・ピローはいかがでしょうか。エマ・ピローは、日本人の標準サイズに合わせて、快適な睡眠が取れるよう設計された枕です。通常なら蒸れやすいウレタン素材の枕にも関わらず、通気性に優れた「ゲルエアーフォーム」を採用。黄ばみの大きな原因である、寝汗による湿気がこもりにくく、適切な睡眠温度を保ってくれます。付属の枕カバーにも通気性の良い素材を使用することで、さらりとした寝心地を実現しました。標準サイズのカバーなので、すでにお持ちのカバーを洗い替え用に使うこともできます。

新しい枕を買うときに重要視したい寝心地にも、徹底的にこだわりました。エマ・ピローは店舗で販売していませんので、ご自宅で寝心地を試せるお試し期間をもうけています。もし、体に合わないと感じた場合は、購入後100日以内ならいつでも返品可能です。もしも体に合わず返品する場合でも、全額返金保証付きです。

黄ばみの原因である湿気がこもりにくい、通気性の良いエマ・ピロー。次に買い換える枕にいかがでしょうか。