マットレスプロテクターの正しい選び方

新しい寝具「マットレスプロテクター」をご存じですか？使用することで、マットレスを汚れから守り、長持ちさせるためのカバーです。この記事では、マットレスプロテクターについて、その役割と選び方について解説します。

目次

• マットレスプロテクターとは
• マットレスプロテクターの選び方
• プロテクターがなくても汚れにくいエマ・マットレス

マットレスプロテクターとは

「マットレスプロテクター」は、汚れやダニなどからマットレスを守る（プロテクト）するためにつけるカバーのことです。防水・防ダニ・防カビに特化した素材で作られています。

寝汗やおねしょ、鼻血や経血などがマットレスにしみこむと、汚れを落とすのはとても大変です。汚れをそのままにしておくと、マットレスがダニだらけになったり、カビてしまったりして、買い替えなんてことも。そんな時、あらかじめプロテクターをつけていれば、おねしょや飲み物をこぼしても、マットレス本体を汚す心配はありません。

ヨーロッパやアメリカでは、マットレスを長持ちさせるためにプロテクターをつけるのはすでに常識です。日本でも、その便利さから最近じょじょに広まりつつあります。

マットレスに付ける順番は、マットレス→マットレスプロテクター→ベッドパッド→シーツです。ここで、プロテクターと混同しがちな、ベッドパッド・シーツについて、それぞれの違いを簡単に見ておきましょう。

プロテクターとベッドパッドの違い

プロテクターは、マットレスを保護するためのカバーであるのに対して、ベッドパッドの役割は、寝汗を吸収することとマットレスの寝心地改善です。

プロテクターは汗からマットレスを守るために防水加工してあるものがほとんどなので、寝汗を吸収してはくれません。 プロテクターの上にベッドパッドを敷くことによって、寝汗による汚れ・カビ・ダニ対策は万全になります。また、飲み物をこぼした時も安心です。

ベッドの上でよく飲み物を飲む方、お子さんと一緒に寝ていておねしょが心配な方ならベッドパッドだけでなくプロテクターを使うことで、マットレスが濡れるのを防ぐことができますよ。

プロテクターとシーツの違い

マットレスプロテクターは、汚れ防止のために、防水、防ダニ、防カビの用途に特化した素材で作られています。そのため、肌触りはあまり良くありません。

シーツは、その上に直接眠る目的のために作られているため、綿などの吸湿性が高く、肌触りの良さを重視した素材で作られています。寝心地を良くするためには必須です。

寝汗などによるカビやダニの発生が心配な方は、シーツ・ベッドパッドの下にプロテクターを敷くことで、マットレスをしっかりと保護できますよ。

マットレスプロテクターの選び方

「マットレスプロテクター」で検索すると、様々な商品が出てきます。どれにしようか考えた時に、価格差が大きいことで悩むかもしれません。マットレスプロテクターの選び方について解説しますので、購入の際にお役立てください。

機能・タイプを確認

これまで説明したように、マットレスプロテクターは「マットレスを守るためのカバー」です。単なる布カバーであれば、シーツを2枚重ねるのと代わりがなく、プロテクターとしての用途は果たせません。

マットレスプロテクターとして最低限必要な機能は、以下の3つです。

• 防水性：寝汗やおねしょ、血液汚れでマットレスを濡らさない
• 防ダニ：マットレスをダニから守る。できれば熱に強い方が、表面のダニを乾燥機で退治できる
• 防カビ：品質の良いマットレスプロテクターは防水性があり、通気性は高く、湿気は逃してくれる

この3つの機能を全て満たすプロテクターは、素材の品質が高くなるため、価格もその分高くなってしまいます。そのため、ボックスシーツの裏面に防水面を設けたような「防水機能のみ」のプロテクターも販売されています。

一見「ボックスシーツも兼用できて安い」と思うかもしれませんが、こうしたマットレスプロテクターには、防ダニや防カビ機能はありませんので注意しましょう。

さらに、以下の特徴も備えていると、お手入れがしやすいのでおすすめです。

• 伸縮性：生地自体に伸縮性があり、着脱がしやすいので便利
• 耐久性：手洗いではなく洗濯機で洗える
• 速乾性：洗濯しても早く乾くため、マメに洗うことができる

サイズを確認

マットレスのサイズはセミシングル～キングサイズまであります。 もし、自分のマットレスのサイズのプロテクターがない場合はどうでしょうか。1サイズ大き目くらいであれば問題なく使えますが、プロテクターのサイズはできれば同じものの方が、ぴったりフィットするため本来の機能を発揮できるでしょう。

また、忘れずに確認してほしいのが「厚さ」「高さ」です。20cm対応のプロテクターでは、25cmの厚さのマットレスは包めません。

プロテクターは、マットレスのサイズに合わせて選ぶようにしましょう。

プロテクターがなくても汚れにくいエマ・マットレス

マットレスプロテクターをするのは、汚れやすいマットレスを保護するため。なぜなら、マットレスの表布は洗えません。プロテクターをしないと、寝汗やダニ・カビから保護することが難しいのです。

では、マットレスのカバー自体が外せたらどうでしょうか。おねしょや鼻血などの量が多い場合は、マットレスに染み込んでしまうかもしれません。しかし、寝汗やダニなどの日常的な汚れからであれば、カバーをはずして洗えばマットレスを清潔に保てます。もちろん、マットレスプロテクターをすれば、マットレスのガード力は強まるでしょう。しかしその分ベッドに重ねるものも多くなり、日常のお手入れが大変になってしまいます。

そこでおすすめしたいのが、エマ・マットレスです。 マットレスの側面にファスナーがあり、簡単にカバーを取り外せるようになっています。 マットレスカバーは手洗いのみのものも多いのですが、エマ・マットレスのカバーは、そのまま洗濯機で洗え、乾きやすい生地なのでお手洗いも楽々です。寝汗や皮脂汚れが気になる場合には、すぐに洗えます。

もちろん、マットレスを選ぶ重要なポイントである「寝心地」にも、徹底的にこだわりました。多くの方に最高の眠りを体験して欲しいという願いから、100日間の試用期間を設けています。もし、マットレスがお客様の体に合わない場合、送料も返品費用もエマが負担しますので、リスクフリーでお試しが可能です。

お手入れしやすいエマ・マットレス、ぜひお試ししてみませんか？