マットレスの厚さは25cmがおすすめの理由

薄いものから分厚いものまで、かなり差があるマットレスの厚み。ベッドはお部屋の中で存在感が大きい家具なので「何センチくらいの厚さが良いのかな？」と気になりますよね。マットレスは、基本的に厚みがあるほど寝心地が良くなるのが原則です。しかし、厚手のものほど重量が重くなり、価格が高くなる傾向もあります。この記事では、マットレスの素材別の厚さと寝心地の違い、そしておすすめのマットレスの選び方について解説します。布団からベッドマットに替えたい方、マットレスを買い替えたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

• マットレスの厚みによる寝心地の違い
• マットレスの厚さは25cmがおすすめ！
• 25cmの厚さにこだわったエマ・マットレス

マットレスの厚みによる寝心地の違い

「マットレス」で検索すると、5cm前後から30cm超まで、素材による厚さや価格のバリエーションがでてきます。おおよその目安を以下に比較してまとめてみました。

10cm未満のものは、ウレタンやファイバー、ラテックスといった「スプリングなし」のもの。スプリングが入ったマットレスが欲しい方は、少なくとも10cm以上の高さのものを選びましょう。

厚み5cm未満のマットレス

厚み5cm未満の薄いマットレスは、「マットレス」という名前で販売されていたとしても、単体で使うことは難しいです。いま持っている敷布団やマットレスに重ねて、寝心地の対策に使う寝具である「トッパー」としての使用を想定されています。

1枚でそのまま使うと、体の重さを支えきれずに床に体がついてしまうので、寝心地は良くないでしょう。また、反発力もすぐに失われてしまい、へたりやすいです。その分、折りたためたり丸めて収納できるなど、軽くて扱いやすいという長所もあり、子供向けや仮眠用として使うのが推奨されています。

• マットレスの素材：ウレタン、ファイバー、ラテックス
• マットレスのタイプ：トッパー、折りたたみ、マットレス

厚み10～20cmのマットレス

厚み10～20cmのマットレスは、ウレタンやファイバーマットレスなら厚い部類です。体をしっかりと支える高さがあるので、底つき感を感じることはほぼなくなり、快適に眠ることができるでしょう。

10cm以上から、ボンネルコイル、ポケットコイルのスプリングマットレスが登場。ポケットコイルであれば、折りたためるタイプもあります。ただし、20cm未満だとスプリングマットレスとしては薄い部類に入るので、寝心地は物足りないかもしれません。スプリングと詰め物の量を考えると、毎日の使用ではクッション材がへたりやすいため、トッパーなどを一緒に活用したい厚さです。

このくらいの厚さになると、ウレタンやファイバーでも重さが10kg以上ある種類が増えます。お手入れや移動させる時はやや大変になってきます。

• マットレスの素材：ウレタン、ファイバー、ラテックス、ボンネルコイル、ポケットコイル
• マットレスのタイプ：折りたたみ、マットレス

厚み20～30cmのマットレス

ウレタンやファイバーだと、最も厚いタイプです。耐久性の高い素材を使った、品質の高いマットレスが多くなります。20cm以上の厚さがあれば、底つき感を感じることはまずありません。

スプリングマットレスだと、もっとも平均的な厚さがこの範囲。素材の品質によって耐久性は異なりますので、価格には大きなばらつきがあります。耐久性を重視する場合は、へたりやすい詰め物の厚さに気を付けてください。4～5cm以上あるものがおすすめです。

この厚みになってくると、重さも20㎏を超えてくるので、マットレスのお手入れの時は注意しましょう。

• マットレスの素材：ウレタン、ファイバー、ボンネルコイル、ポケットコイル
• マットレスのタイプ：マットレス

厚み30cm以上のマットレス

この厚さになると、いわゆる「ブランドの高級マットレス」となります。種類はほぼスプリングマットレスのみで、何十万円するものも珍しくありません。その分、コイルの種類や個数、詰め物やクッション材などにもこだわった多層構造になっていて、寝心地の良さを追及しています。ラグジュアリーホテルのような睡眠環境を求める方におすすめです。

• マットレスの素材：ボンネルコイル、ポケットコイル
• マットレスのタイプ：マットレス

マットレスの厚さは25cmがおすすめ！

いま検討しているマットレスが、来客用でたまに使うものや、2～3年未満で買い替えることが前提なら、薄いものでも良いかもしれません。 しかし「寝心地の良さを追及したい」、「長持ちさせたい」という要望があるのなら話は別です。マットレスは、厚いものほど寝心地が良くなります。厚さは20cm以上、できれば25cmのマットレスがおすすめです。

ウレタンもしくはファイバーマットレスであれば、25cmは最も厚い部類になります。特に注目したいのが、加工によって硬さを変えられるウレタンマットレス。技術の進歩により、耐久性や体圧分散性に優れる製品がどんどん生み出されており、硬さの違うウレタンを使った複層構造になっているマットレスもあります。

スプリングマットレスは、25cmが一番売れ筋の厚さ。多くの種類から選べます。ただし、厚さがある分、スプリングや詰め物の素材もふんだんに使われているので高額になりやすいです。

また、インテリアを重視する人なら、マットレスにかけるカバーも重要ではないでしょうか。高さ25cmまでであれば一般的なサイズとして品揃えが多いので、素材や色なども選びやすいです。20cm台後半になるとブランド専用のシーツ等、オプションが減ってしまいがちです。

寝心地・耐久性・価格やシーツの種類などから見ても、マットレスは25cmが最適なのです。

25cmの厚さにこだわったエマ・マットレス

エマ・マットレスは25cmの厚さの高反発マットレス。 これは、人間工学に基づいて算出された厚さです。以下のように硬さの異なる3つのウレタン素材を使うことで、自然な寝心地を維持します。

1層：ソフトな寝心地と通気性
2層：ゾーニング構造で体圧を分散させ、自然な寝姿勢をキープ
3層：寝返りをスムーズに

この3層を、最も寝心地が良くなるように組み合わせた結果、マットレスは25cmという厚さになりました。しっかりした厚さでへたりにくく、耐久性もばっちりです。その証に10年保証を付けています。

マットレスは、どんな解説よりも実際に寝て試してみるのが一番です。そこで、エマ・マットレスは100日のお試し期間も設けました。自宅で実際に寝てみて、万が一身体になじまなくても、返品の際の回収費用は全額当社が負担します。手数料などは一切ありません。エマ・マットレスは2015年に欧州で販売を開始してから、現在に至るまで30カ国で300万人以上のお客様に愛用されてきました。ぜひ、100日間のお試し期間を活用して、実際の寝心地を体感してください。