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枕の臭いの取り方は?

枕の臭いの取り方は?

寝具の中でも、特に臭いが気になるのは「枕」ではないでしょうか。頭には、体の中でも多くの皮脂腺や汗腺が存在します。枕が臭うのは、頭から分泌された皮脂が、肌表面の常在菌によって酸化するから。特に男性は、女性にくらべて皮脂の分泌量が多い傾向があり、汗臭い頭の臭いがキツくなりがちです。この記事では、枕の臭い対策を解説します。加齢臭やミドル脂臭に悩む方は必見です。

注意;本記事で紹介する方法の一部は、枕の素材を傷める可能性があります。実際に行われる際には、表示タグや製造メーカーに確認を取るなど、ご自身の責任で行ってください。

目次

  • 枕が臭い時の洗い方
  • 枕カバーが臭うならつけおき洗い
  • 洗える枕は酸素系漂白剤でつけおき洗い
  • 洗えない枕には重曹スプレー
  • もう臭うのは嫌!枕の臭い対策
  • 洗っても臭い枕は思い切って買い替えよう
  • 通気性・放湿性に優れたエマ・ピロー

枕の臭いの取り方は?

枕の臭いの取り方は?

寝具の中でも、特に臭いが気になるのは「枕」ではないでしょうか。頭には、体の中でも多くの皮脂腺や汗腺が存在します。枕が臭うのは、頭から分泌された皮脂が、肌表面の常在菌によって酸化するから。特に男性は、女性にくらべて皮脂の分泌量が多い傾向があり、汗臭い頭の臭いがキツくなりがちです。この記事では、枕の臭い対策を解説します。加齢臭やミドル脂臭に悩む方は必見です。

注意;本記事で紹介する方法の一部は、枕の素材を傷める可能性があります。実際に行われる際には、表示タグや製造メーカーに確認を取るなど、ご自身の責任で行ってください。

目次

  • 枕が臭い時の洗い方
  • 枕カバーが臭うならつけおき洗い
  • 洗える枕は酸素系漂白剤でつけおき洗い
  • 洗えない枕には重曹スプレー
  • もう臭うのは嫌!枕の臭い対策
  • 洗っても臭い枕は思い切って買い替えよう
  • 通気性・放湿性に優れたエマ・ピロー

枕が臭い時の洗い方

枕が臭い時の洗い方

まずは、枕カバーを外します。枕の本体に臭いが移っていないか確認してみましょう。枕カバーだけが臭うなら、マメに洗うことでメンテナンスできます。

枕が臭い時の洗い方

枕が臭い時の洗い方

まずは、枕カバーを外します。枕の本体に臭いが移っていないか確認してみましょう。枕カバーだけが臭うなら、マメに洗うことでメンテナンスできます。

枕カバーが臭うならつけおき洗い

枕カバーが臭うならつけおき洗い

枕カバーは、最低でも3日に一度、臭いが気になる場合は、毎日でも洗いましょう。 洗っても臭いようであれば、洗濯用洗剤と酸素系漂白剤を使ったつけおき洗いを試してみてください。臭いだけでなく、黄ばみを落とす効果も期待できます。 塩素系漂白剤は、刺激が強く色落ちしたり生地を傷めたりするのでおすすめしません。

つけおき洗いの前に、お持ちの枕カバーの生地に漂白剤が使用可能かどうかを、枕カバーのタグで確認します。漂白剤が使用できない枕カバーには、代わりに重曹やセスキ炭酸ソーダを使用しましょう。重曹やセスキ炭酸ソーダには、汗の臭いなど酸性の成分を中和して、臭いの原因である皮脂汚れを消す作用があります。

用意するもの

  • 洗濯用洗剤
  • 酸素系漂白剤 (もしくは重曹やセスキ炭酸ソーダ)
  • バケツや洗濯桶
  • マスク
  • ビニール手袋かゴム手袋

手順

  • つけおきする場所の窓を開けたり、換気扇を回したりして換気する
  • 浴槽やバケツ、洗濯桶にぬるま湯(40℃程度)を入れる
  • 洗濯用洗剤を入れる
  • 酸素系漂白剤を入れる (パッケージ記載の「シミ抜き」の規定量)
        *漂白剤が使えない場合:重曹かセスキ炭酸ソーダを入れる(衣類洗濯の規定量)
  • 枕カバーを入れ、1〜2時間つけおきする
  • 枕カバーを取り出してすすぐ
  • 洗濯機に入れて洗濯 (もしくは手洗い) する
  • 枕カバーを干して乾かす

漂白剤は刺激の強い薬剤なので、換気したうえで、ビニールやゴム手袋を着用します。手についたら、すぐに水で洗い流してください。生地を傷めたり、色落ちすることがあるので2時間以上は浸さないようにしましょう。

枕の中身が臭う場合

枕を買った時の新品特有の臭いは、干すことでほとんど消えます。枕を使用しているうちに発生した臭いを取る方法は、枕本体が洗えるかどうかで異なります。 洗える枕であればカバーと同様につけおき洗い、洗えない枕には重曹やセスキ炭酸ソーダのスプレーを使用して臭いを取りましょう。

枕が洗えるかどうかは素材によって判断します。一般的な分類は、以下の通りです。

  • 洗える素材:パイプ、洗えるポリエステル綿、洗えるビーズ、コルマ、ミニボール
  • 洗えない素材:そばらが、洗えないポリエステル綿、洗えないビーズ、羽根(フェザー)、羽毛、低反発枕・高反発(ウレタンフォーム)、ラテックス

※念のため、タグの表示や商品の説明書を確認してから、洗えるかどうかを判断してください。

枕カバーが臭うならつけおき洗い

枕カバーが臭うならつけおき洗い

枕カバーは、最低でも3日に一度、臭いが気になる場合は、毎日でも洗いましょう。 洗っても臭いようであれば、洗濯用洗剤と酸素系漂白剤を使ったつけおき洗いを試してみてください。臭いだけでなく、黄ばみを落とす効果も期待できます。 塩素系漂白剤は、刺激が強く色落ちしたり生地を傷めたりするのでおすすめしません。

つけおき洗いの前に、お持ちの枕カバーの生地に漂白剤が使用可能かどうかを、枕カバーのタグで確認します。漂白剤が使用できない枕カバーには、代わりに重曹やセスキ炭酸ソーダを使用しましょう。重曹やセスキ炭酸ソーダには、汗の臭いなど酸性の成分を中和して、臭いの原因である皮脂汚れを消す作用があります。

用意するもの

  • 洗濯用洗剤
  • 酸素系漂白剤 (もしくは重曹やセスキ炭酸ソーダ)
  • バケツや洗濯桶
  • マスク
  • ビニール手袋かゴム手袋

手順

  • つけおきする場所の窓を開けたり、換気扇を回したりして換気する
  • 浴槽やバケツ、洗濯桶にぬるま湯(40℃程度)を入れる
  • 洗濯用洗剤を入れる
  • 酸素系漂白剤を入れる (パッケージ記載の「シミ抜き」の規定量)
        *漂白剤が使えない場合:重曹かセスキ炭酸ソーダを入れる(衣類洗濯の規定量)
  • 枕カバーを入れ、1〜2時間つけおきする
  • 枕カバーを取り出してすすぐ
  • 洗濯機に入れて洗濯 (もしくは手洗い) する
  • 枕カバーを干して乾かす

漂白剤は刺激の強い薬剤なので、換気したうえで、ビニールやゴム手袋を着用します。手についたら、すぐに水で洗い流してください。生地を傷めたり、色落ちすることがあるので2時間以上は浸さないようにしましょう。

枕の中身が臭う場合

枕を買った時の新品特有の臭いは、干すことでほとんど消えます。枕を使用しているうちに発生した臭いを取る方法は、枕本体が洗えるかどうかで異なります。 洗える枕であればカバーと同様につけおき洗い、洗えない枕には重曹やセスキ炭酸ソーダのスプレーを使用して臭いを取りましょう。

枕が洗えるかどうかは素材によって判断します。一般的な分類は、以下の通りです。

  • 洗える素材:パイプ、洗えるポリエステル綿、洗えるビーズ、コルマ、ミニボール
  • 洗えない素材:そばらが、洗えないポリエステル綿、洗えないビーズ、羽根(フェザー)、羽毛、低反発枕・高反発(ウレタンフォーム)、ラテックス

※念のため、タグの表示や商品の説明書を確認してから、洗えるかどうかを判断してください。

洗える枕は酸素系漂白剤でつけおき洗い

洗える枕は酸素系漂白剤でつけおき洗い

洗える枕の臭い取りは、洗う前の洗濯用洗剤と酸素系漂白剤でのつけおき洗いが効果的です。 洗える枕の素材のほとんどは、酸素系漂白剤が使えますが、使う前に念のために枕の取り扱い表示タグを確認してください。 漂白剤が使えない場合は、代わりに重曹やセスキ炭酸ソーダを使用しましょう。

用意するもの

  • 洗濯用洗剤
  • 酸素系漂白剤(もしくは重曹やセスキ炭酸ソーダ)
  • バケツや洗濯桶
  • マスク
  • ビニール手袋かゴム手袋

手順

  • つけおきする場所の窓を開けたり、換気扇を回したりして換気する
  • 浴槽やバケツ、洗濯桶にぬるま湯(40℃程度)を入れる
  • 洗濯用洗剤を入れる
  • 酸素系漂白剤を入れる(パッケージ記載の「シミ抜き」の規定量) 
         *漂白剤が使えない場合:重曹かセスキ炭酸ソーダを入れる(衣類洗濯の規定量)
  • 枕を入れ、1〜2時間つけおきする
  • 枕を取り出してすすぐ
  • 洗濯機に入れて洗濯(もしくは手洗い)する。手洗いの場合はタオルなどでしっかり水気を取る
  • 枕を干して乾かす

枕によっては、天日干しすると紫外線の影響で反発力を失ってしまう場合があります。以下を参考に、素材に適した干し方で乾かしましょう。

  • 天日干し:パイプ、ポリエステルわた、コルマ、ミニボール
  • 陰干し:ビーズ

枕の洗濯方法については、以下の詳細記事もご参照ください。素材に合わせた枕の正しい洗い方、洗えない枕のお手入れ方法を解説しています。

詳細記事:枕の正しい洗い方と洗濯できない素材の汚れの取り方

洗える枕は酸素系漂白剤でつけおき洗い

洗える枕は酸素系漂白剤でつけおき洗い

洗える枕の臭い取りは、洗う前の洗濯用洗剤と酸素系漂白剤でのつけおき洗いが効果的です。 洗える枕の素材のほとんどは、酸素系漂白剤が使えますが、使う前に念のために枕の取り扱い表示タグを確認してください。 漂白剤が使えない場合は、代わりに重曹やセスキ炭酸ソーダを使用しましょう。

用意するもの

  • 洗濯用洗剤
  • 酸素系漂白剤(もしくは重曹やセスキ炭酸ソーダ)
  • バケツや洗濯桶
  • マスク
  • ビニール手袋かゴム手袋

手順

  • つけおきする場所の窓を開けたり、換気扇を回したりして換気する
  • 浴槽やバケツ、洗濯桶にぬるま湯(40℃程度)を入れる
  • 洗濯用洗剤を入れる
  • 酸素系漂白剤を入れる(パッケージ記載の「シミ抜き」の規定量) 
         *漂白剤が使えない場合:重曹かセスキ炭酸ソーダを入れる(衣類洗濯の規定量)
  • 枕を入れ、1〜2時間つけおきする
  • 枕を取り出してすすぐ
  • 洗濯機に入れて洗濯(もしくは手洗い)する。手洗いの場合はタオルなどでしっかり水気を取る
  • 枕を干して乾かす

枕によっては、天日干しすると紫外線の影響で反発力を失ってしまう場合があります。以下を参考に、素材に適した干し方で乾かしましょう。

  • 天日干し:パイプ、ポリエステルわた、コルマ、ミニボール
  • 陰干し:ビーズ

枕の洗濯方法については、以下の詳細記事もご参照ください。素材に合わせた枕の正しい洗い方、洗えない枕のお手入れ方法を解説しています。

詳細記事:枕の正しい洗い方と洗濯できない素材の汚れの取り方

洗えない枕には重曹スプレー

洗えない枕には重曹スプレー

洗えない枕の臭い取りには、重曹やセスキ炭酸ソーダを使ったスプレーを使います。

用意するもの

  • 重曹かセスキ炭酸ソーダ(小さじ1)
  • 水 (40度のぬるま湯100ml)
  • スプレーボトル
  • タオル数枚(不要な布や丈夫なキッチンペーパーでもOK)

※枕からいい匂いをさせたいなら、スプレーに好みのアロマを数滴入れるのもおすすめです

手順

  • スプレーボトルに100mlのぬるま湯と小さじ1杯の重曹(もしくはセスキ炭酸ソーダ)を入れる
  • 粉末が固まってノズルに詰まらないよう、ボトルをよく振る
  • スプレーを枕全体にかけて5~10分放置
  • 乾いたタオルで、水分を拭き取る
  • 枕を干してしっかり乾かす

枕を干すときは、天日干しか陰干しかを確認して干しましょう。陰干しの素材は、紫外線が当たると劣化してしまいます。

  • 天日干し:ポリエステルわた、そばがら枕
  • 陰干し:ビーズ、羽根、羽毛、低反発ウレタン、高反発ウレタン、ラテックス

洗えない枕には重曹スプレー

洗えない枕には重曹スプレー

洗えない枕の臭い取りには、重曹やセスキ炭酸ソーダを使ったスプレーを使います。

用意するもの

  • 重曹かセスキ炭酸ソーダ(小さじ1)
  • 水 (40度のぬるま湯100ml)
  • スプレーボトル
  • タオル数枚(不要な布や丈夫なキッチンペーパーでもOK)

※枕からいい匂いをさせたいなら、スプレーに好みのアロマを数滴入れるのもおすすめです

手順

  • スプレーボトルに100mlのぬるま湯と小さじ1杯の重曹(もしくはセスキ炭酸ソーダ)を入れる
  • 粉末が固まってノズルに詰まらないよう、ボトルをよく振る
  • スプレーを枕全体にかけて5~10分放置
  • 乾いたタオルで、水分を拭き取る
  • 枕を干してしっかり乾かす

枕を干すときは、天日干しか陰干しかを確認して干しましょう。陰干しの素材は、紫外線が当たると劣化してしまいます。

  • 天日干し:ポリエステルわた、そばがら枕
  • 陰干し:ビーズ、羽根、羽毛、低反発ウレタン、高反発ウレタン、ラテックス

もう臭うのは嫌!枕の臭い対策

もう臭うのは嫌!枕の臭い対策

ここまでの内容で、枕の臭いは取れたでしょうか?これからも枕を臭わせないためには、枕そのもののお手入れだけでなく、使用する人のケアも重要です。以下の3つのポイントを踏まえた対策をしましょう。

  • 3日おきには枕カバーを替え、枕を干す
  • 正しい洗い方で頭皮の皮脂汚れを落とす
  • 食事や運動、生活習慣を見直す

臭いの元は汗と思われがちですが、他にも皮脂や口から出るよだれ、肌表面の常在菌などがあります。これらが混ざり合って酸化したり、雑菌が発生したりするのが枕の臭いの原因です。

お父さんの世代に多い、油臭いや鼻につくような酸っぱい臭いの加齢臭や、ミドル脂臭 (30〜40代で耳の後ろや首の後ろが臭い症状) は、加齢とともに汗に含まれる成分が変わったり、皮脂が酸化しやすくなることによって引き起こされます。

これらは、汗や皮脂の分泌を活発にする男性ホルモンの影響です。男性は20代からずっと皮脂分泌が変わらないため、男性特有の匂いと思われがちです。しかし、女性も40代以降は、女性ホルモンが減少し男性ホルモンが優位になり、臭いが発生しやすくなります。男女ともに気をつけましょう。

3日おきには枕カバーを替え、枕を干す

臭い対策には、枕についた汗や皮脂などの汚れを取り除く必要があります。枕カバーは最低でも、3日に1度のペースで交換しましょう。湿気の多い時期や夏の時期は、毎日でもいいくらいです。

枕カバーの洗い替えのタイミングで、枕本体も干しましょう。枕を干す際には、除菌効果のある消臭スプレーをかけておくと、臭いの予防に効果的です。枕の素材によって正しい干し方は違うので、以下の詳細記事で確認してみてください。

詳細記事:正しい枕の干し方は?天日干しと陰干しのやり方

正しい洗い方で頭の皮脂汚れを落とす

枕の臭い対策は、枕だけではなく使う方のケアも重要です。体や頭皮には、1日でかなりの量の汗や皮脂がたまっています。仕事や外出で疲れていても、そのまま寝てはいけません。必ずシャワーを浴びて汗や汚れを洗い流しましょう。

その時に注意したいのが「頭皮」をしっかり洗うこと。頭が臭くならない洗い方は、頭皮の皮脂をしっかりと落とす洗い方です。そのために大事なのは、シャンプーの前後での十分なすすぎ。「昨夜シャンプーしたのに、朝起きたら枕が臭い」という人は、シャンプーの仕方を見直してみましょう。

  • シャンプーをつける前に、ぬるま湯で1〜3分すすぎます。髪だけでなく、頭皮までしっかりお湯をかけることで頭皮の皮脂を柔らかくします
  • 額の生え際から襟足まで、頭皮をほぐすように1~2分洗います。爪を立てずに指の腹で優しくマッサージしながら洗いましょう
  • 2.でシャンプーの泡立ちが悪い場合は、シャンプーを足すのではなく、2度洗いします
  • 1~3分間かけて、ぬるま湯で地肌までしっかりすすぎます
  • コンディショナーやトリートメントをつけます。頭皮にはつけないようにしましょう
  • コンディショナーやトリートメントを1~3分間かけて、しっかり洗い流します
  • タオルで髪と頭皮の水分を拭き取り、ドライヤーで頭皮もしっかり乾かします

髪にスタイリング剤やワックスを付けている方は、シャンプーというと「髪」を洗うことに注力しがちです。しかし、枕が臭う時のシャンプーで重要なのは「頭皮」を洗うこと。予洗い、シャンプー、すすぎ、いずれの工程でも「頭皮を洗う」ことに注目しましょう。抜け毛が気になって頭皮をあまり洗わない人もいますが、皮脂が毛穴に詰まって髪が生えてこなくなり逆効果です。

「しっかり洗っているのに臭い」という人は、汚れを落としたくて、ゴシゴシと強くこすって洗っていませんか?顔の油が多い人や頭皮が匂う人は、洗う時に皮脂を落としすぎている可能性があります。顔の臭いや首の臭いが気になる場合でも、強くこすらず優しく洗いましょう。

また、体や頭を洗った後に、汗が臭い衣類を着たまま寝転がると寝具に臭いが移ってしまいます。入浴後は、洗濯済みのパジャマを着るなど、清潔な衣類に着替えるようにしてください。頭皮が濡れたままだと、雑菌が繁殖して臭いの原因になりますので、ドライヤーでしっかり乾かしましょう。

*臭いは個人差や体質にもよりますので、上記は参考程度にとどめてください。

食事や運動、生活習慣を見直す

枕カバーを替えたり、シャンプーの仕方を見直したりすることもよいですが、枕の臭いの根本的な対策には、体の内外からの予防も考える必要があります。

加齢臭の主な原因は、皮脂腺から出る「ノネナール」という物質です。頭皮の皮脂は、中性脂肪が原因なので、甘いものや脂っこいものを取るとそのぶん皮脂分泌量も増えます。食生活について見直すことは、健康だけでなく枕の臭いの改善にも繋がるので、ぜひ取り組んでみてください。

また、運動不足も枕の匂いの原因です。運動をせず、全身で汗をかく事が少なくなると、頭や首裏など枕が当たる部分から濃い汗が出るようになります。汗をかく運動を定期的にしたり、湯船につかるなどして意識的に汗をかくようにしましょう。ウォーキングなどの有酸素運動もおすすめです。

ストレス社会といわれる現代、強いストレスは、身体の機能にも影響します。ストレスは、 副腎皮質ホルモンの分泌を促しますが、その過程で発生した活性酸素が、加齢臭の元となるノネナールや脂肪酸を増やす働きがあります。さらに、ストレス解消のために飲酒や喫煙、過食に走ると、それも臭いの原因に。なるべくストレスの少ない生活を心がけ、適切な睡眠を取るようにしましょう。

栄養バランスの良い食生活と、適度な運動、規則的な生活が、ノネナール対策ひいては枕の臭い対策にもなります。これを機に生活習慣を見直してみましょう。

もう臭うのは嫌!枕の臭い対策

もう臭うのは嫌!枕の臭い対策

ここまでの内容で、枕の臭いは取れたでしょうか?これからも枕を臭わせないためには、枕そのもののお手入れだけでなく、使用する人のケアも重要です。以下の3つのポイントを踏まえた対策をしましょう。

  • 3日おきには枕カバーを替え、枕を干す
  • 正しい洗い方で頭皮の皮脂汚れを落とす
  • 食事や運動、生活習慣を見直す

臭いの元は汗と思われがちですが、他にも皮脂や口から出るよだれ、肌表面の常在菌などがあります。これらが混ざり合って酸化したり、雑菌が発生したりするのが枕の臭いの原因です。

お父さんの世代に多い、油臭いや鼻につくような酸っぱい臭いの加齢臭や、ミドル脂臭 (30〜40代で耳の後ろや首の後ろが臭い症状) は、加齢とともに汗に含まれる成分が変わったり、皮脂が酸化しやすくなることによって引き起こされます。

これらは、汗や皮脂の分泌を活発にする男性ホルモンの影響です。男性は20代からずっと皮脂分泌が変わらないため、男性特有の匂いと思われがちです。しかし、女性も40代以降は、女性ホルモンが減少し男性ホルモンが優位になり、臭いが発生しやすくなります。男女ともに気をつけましょう。

3日おきには枕カバーを替え、枕を干す

臭い対策には、枕についた汗や皮脂などの汚れを取り除く必要があります。枕カバーは最低でも、3日に1度のペースで交換しましょう。湿気の多い時期や夏の時期は、毎日でもいいくらいです。

枕カバーの洗い替えのタイミングで、枕本体も干しましょう。枕を干す際には、除菌効果のある消臭スプレーをかけておくと、臭いの予防に効果的です。枕の素材によって正しい干し方は違うので、以下の詳細記事で確認してみてください。

詳細記事:正しい枕の干し方は?天日干しと陰干しのやり方

正しい洗い方で頭の皮脂汚れを落とす

枕の臭い対策は、枕だけではなく使う方のケアも重要です。体や頭皮には、1日でかなりの量の汗や皮脂がたまっています。仕事や外出で疲れていても、そのまま寝てはいけません。必ずシャワーを浴びて汗や汚れを洗い流しましょう。

その時に注意したいのが「頭皮」をしっかり洗うこと。頭が臭くならない洗い方は、頭皮の皮脂をしっかりと落とす洗い方です。そのために大事なのは、シャンプーの前後での十分なすすぎ。「昨夜シャンプーしたのに、朝起きたら枕が臭い」という人は、シャンプーの仕方を見直してみましょう。

  • シャンプーをつける前に、ぬるま湯で1〜3分すすぎます。髪だけでなく、頭皮までしっかりお湯をかけることで頭皮の皮脂を柔らかくします
  • 額の生え際から襟足まで、頭皮をほぐすように1~2分洗います。爪を立てずに指の腹で優しくマッサージしながら洗いましょう
  • 2.でシャンプーの泡立ちが悪い場合は、シャンプーを足すのではなく、2度洗いします
  • 1~3分間かけて、ぬるま湯で地肌までしっかりすすぎます
  • コンディショナーやトリートメントをつけます。頭皮にはつけないようにしましょう
  • コンディショナーやトリートメントを1~3分間かけて、しっかり洗い流します
  • タオルで髪と頭皮の水分を拭き取り、ドライヤーで頭皮もしっかり乾かします

髪にスタイリング剤やワックスを付けている方は、シャンプーというと「髪」を洗うことに注力しがちです。しかし、枕が臭う時のシャンプーで重要なのは「頭皮」を洗うこと。予洗い、シャンプー、すすぎ、いずれの工程でも「頭皮を洗う」ことに注目しましょう。抜け毛が気になって頭皮をあまり洗わない人もいますが、皮脂が毛穴に詰まって髪が生えてこなくなり逆効果です。

「しっかり洗っているのに臭い」という人は、汚れを落としたくて、ゴシゴシと強くこすって洗っていませんか?顔の油が多い人や頭皮が匂う人は、洗う時に皮脂を落としすぎている可能性があります。顔の臭いや首の臭いが気になる場合でも、強くこすらず優しく洗いましょう。

また、体や頭を洗った後に、汗が臭い衣類を着たまま寝転がると寝具に臭いが移ってしまいます。入浴後は、洗濯済みのパジャマを着るなど、清潔な衣類に着替えるようにしてください。頭皮が濡れたままだと、雑菌が繁殖して臭いの原因になりますので、ドライヤーでしっかり乾かしましょう。

*臭いは個人差や体質にもよりますので、上記は参考程度にとどめてください。

食事や運動、生活習慣を見直す

枕カバーを替えたり、シャンプーの仕方を見直したりすることもよいですが、枕の臭いの根本的な対策には、体の内外からの予防も考える必要があります。

加齢臭の主な原因は、皮脂腺から出る「ノネナール」という物質です。頭皮の皮脂は、中性脂肪が原因なので、甘いものや脂っこいものを取るとそのぶん皮脂分泌量も増えます。食生活について見直すことは、健康だけでなく枕の臭いの改善にも繋がるので、ぜひ取り組んでみてください。

また、運動不足も枕の匂いの原因です。運動をせず、全身で汗をかく事が少なくなると、頭や首裏など枕が当たる部分から濃い汗が出るようになります。汗をかく運動を定期的にしたり、湯船につかるなどして意識的に汗をかくようにしましょう。ウォーキングなどの有酸素運動もおすすめです。

ストレス社会といわれる現代、強いストレスは、身体の機能にも影響します。ストレスは、 副腎皮質ホルモンの分泌を促しますが、その過程で発生した活性酸素が、加齢臭の元となるノネナールや脂肪酸を増やす働きがあります。さらに、ストレス解消のために飲酒や喫煙、過食に走ると、それも臭いの原因に。なるべくストレスの少ない生活を心がけ、適切な睡眠を取るようにしましょう。

栄養バランスの良い食生活と、適度な運動、規則的な生活が、ノネナール対策ひいては枕の臭い対策にもなります。これを機に生活習慣を見直してみましょう。

洗っても臭い枕は思い切って買い替えよう

洗っても臭い枕は思い切って買い替えよう

つけおき洗いをしても、消臭スプレーをしても臭いが取れなくなってきた枕は、いっそ買い替えを検討しましょう。臭いがする枕を我慢して使うよりも、その方がよほどスッキリ眠れるのではないでしょうか。

臭い対策も含めて枕を考えると「通気性」「放湿性」の良さは重要です。

枕が臭う原因は、汗と皮脂と常在菌。通気性が良い枕は、熱がこもりにくいぶん頭が涼しく保たれ、汗をかきにくいです。通気性の高い枕は、頭皮の汗対策になります。 また、枕内部に湿気がこもると雑菌が発生しやすくなり、それも臭いの原因です。内部から放湿性の良い枕なら、夏場の気温が高い時期やジメジメした時期でも、汗や湿気を放出するので蒸れにくく快適な寝心地をキープできます。

枕本体を洗いたい方は、洗える素材の枕を選ぶようにしましょう。

洗っても臭い枕は思い切って買い替えよう

洗っても臭い枕は思い切って買い替えよう

つけおき洗いをしても、消臭スプレーをしても臭いが取れなくなってきた枕は、いっそ買い替えを検討しましょう。臭いがする枕を我慢して使うよりも、その方がよほどスッキリ眠れるのではないでしょうか。

臭い対策も含めて枕を考えると「通気性」「放湿性」の良さは重要です。

枕が臭う原因は、汗と皮脂と常在菌。通気性が良い枕は、熱がこもりにくいぶん頭が涼しく保たれ、汗をかきにくいです。通気性の高い枕は、頭皮の汗対策になります。 また、枕内部に湿気がこもると雑菌が発生しやすくなり、それも臭いの原因です。内部から放湿性の良い枕なら、夏場の気温が高い時期やジメジメした時期でも、汗や湿気を放出するので蒸れにくく快適な寝心地をキープできます。

枕本体を洗いたい方は、洗える素材の枕を選ぶようにしましょう。

通気性・放湿性に優れたエマ・ピロー

エマ・ピローなら自宅の寝室環境で100日間試せる

エマ・ピローは、枕本体と枕カバーどちらにも通気性の高い素材を使用した枕です。一晩中、快眠できる睡眠温度を保ってくれるため、頭が暑くなって必要以上に汗をかくこともありません。

ウレタン枕は水洗いできない素材です。「洗いたい」という人には向きません。しかし、エマ・ピローのウレタンは放湿性に優れており、室内での陰干しで中まで十分に乾かすことができます。

枕カバーは取り外して洗濯機で洗えます。乾きやすい素材なので、臭い予防のためのマメな洗い替えに向いています。63cm×43cmの標準サイズなので、他の枕カバーを転用して使うことも可能です。 枕干しとカバーの洗濯をマメに行うことで、十分に臭い対策ができます。

枕の臭いの大きな原因ともなるストレス。良質な睡眠は、ストレス解消に大きな役割を果たします。エマ・ピローは「世界中により良い快適な睡眠体験を届けたい」という使命のもと、開発された枕です。仰向けや横向きなど好きな姿勢に合わせて枕の高さが調節できる3層のフォームを使用。頭と首の重さを柔らかく受け止めながら、正しい寝姿勢になるようにしっかりと支えます。

エマ・ピローが本当に通気性に優れ、熟睡できるかどうかは、使ってみないとわかりません。そこで、エマ・ピローでは、購入後に100日間のお試し期間を提供しています。体に合わなかった場合でも、手数料無料で返品・返金が可能です。 

陰干しとカバーの洗い替えで臭い対策ができ、自分の寝姿勢に合わせて調整できるエマ・ピロー。その使い心地を、ご自宅で実際に試してみませんか。

通気性・放湿性に優れたエマ・ピロー

エマ・ピローなら自宅の寝室環境で100日間試せる

エマ・ピローは、枕本体と枕カバーどちらにも通気性の高い素材を使用した枕です。一晩中、快眠できる睡眠温度を保ってくれるため、頭が暑くなって必要以上に汗をかくこともありません。

ウレタン枕は水洗いできない素材です。「洗いたい」という人には向きません。しかし、エマ・ピローのウレタンは放湿性に優れており、室内での陰干しで中まで十分に乾かすことができます。

枕カバーは取り外して洗濯機で洗えます。乾きやすい素材なので、臭い予防のためのマメな洗い替えに向いています。63cm×43cmの標準サイズなので、他の枕カバーを転用して使うことも可能です。 枕干しとカバーの洗濯をマメに行うことで、十分に臭い対策ができます。

枕の臭いの大きな原因ともなるストレス。良質な睡眠は、ストレス解消に大きな役割を果たします。エマ・ピローは「世界中により良い快適な睡眠体験を届けたい」という使命のもと、開発された枕です。仰向けや横向きなど好きな姿勢に合わせて枕の高さが調節できる3層のフォームを使用。頭と首の重さを柔らかく受け止めながら、正しい寝姿勢になるようにしっかりと支えます。

エマ・ピローが本当に通気性に優れ、熟睡できるかどうかは、使ってみないとわかりません。そこで、エマ・ピローでは、購入後に100日間のお試し期間を提供しています。体に合わなかった場合でも、手数料無料で返品・返金が可能です。 

陰干しとカバーの洗い替えで臭い対策ができ、自分の寝姿勢に合わせて調整できるエマ・ピロー。その使い心地を、ご自宅で実際に試してみませんか。